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2023/05/18

急に暑すぎです。岐阜県や関東では35℃の猛暑日とか?もはや熱中症になるレベルに達しています。まだ5月なのに。大阪でも30℃近くまで気温が上がってますから熱中症には注意が必要ですね。急な気温の変化は以前にも書きましたが自律神経が乱れやすく体がついてきませんので。

 

さて、この季節といえば五月病ですね。新しい環境、新しい仕事、新しい職場など…。「新しいこと」は気持ちが晴れやかになる反面、その環境に適応しなくてはならず、今までの習慣からの変化を求められます。変化に対応することはそれが良い変化であれ悪い変化であれ体と心にとっては常にストレスになります。

特にこの時期は寒暖差も激しく気圧差も激しいので精神的な負担に加えて環境的なストレスも加わり、心だけでなく体も疲れやすいです。中医学では五月病を、精神、環境、肉体のストレスが過ぎ食欲がなくなり、イライラしたり落ち込んだり情緒が不安定になるような状態でこれを「気滞(きたい)」といいます。全身を巡る気の流れが停滞した状態です。また、元気が出ない、気力がない、疲れやすい、動きたくないなどの場合は気のエネルギーが足りていない「気虚(ききょ)」といいます。

五月病は「気滞」と「気虚」が状態かと思いますが、対策としては気の巡りを良くすることです。

例えば良い香りを嗅ぐこと、ストレッチをすること、のびのびと過ごすこと等が考えられます。

良い香りの代表はみかん、ぶんたん、ゆず、きんかん、すだち、グレープフルーツなどの柑橘類。実際に食べなくても皮を剥いて嗅ぐことが重要です。その他カモミール、ジャスミン、金木犀、ラベンダー、バラなどのハーブもおすすめです。食べ物に関しては、脂っこいものはできるだけ避けつつ旬の物を食べると良いかとおもいます。あと、元気が出るツボ「関元」、「湧泉」を刺激するのも良いと思います。関元はおへそから指4本分下のツボでカイロを貼ったりして温めるといいでしょう。

湧泉は土踏まずのやや上、足の指を曲げた時にちょうど窪みができるところにあります。ゴルフボールなど硬いものを踏んで刺激するのがおすすめですので是非お試しください。それでもダメな場合には医療機関、もしくは大福堂にご相談ください。